手もみでお茶をつくりましした。

山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川

2018年04月19日 16:20

掛川茶手もみ保存会に入会させて頂き、手摘みから茶もみ
仕上げまで全行程を体験させて頂きました。

7時半〜12時までが収穫、
13時〜14時位まで蒸し工程
そして20時までのる6時間手もみとしあげ

合計12時間以上の作業で
足腰はガタガタ、肩はこって、翌日、全身筋肉痛でした。


まずは収穫、場所は平野茶園さん。
大切に被膜しており、大切に育てられた、柔らかな新芽。







慣れていないので、1時間で片手分しか摘めませんでした。




手もみ保存会の皆様



次の工程は蒸し、合計40秒ほどの浅蒸し




色が鮮やかな緑に一瞬にかわります。茶の香りがたちこめます。
私はタイムキーパーを担当。数秒ずれれば品質に影響がでます。



そして、少し冷却し茶もみ開始。ここから6時間、お茶とひたすら向き合います。




だんだん、お茶っぽくなってきましたが、まだまだです。



一度、台の表面に「のり」を塗ります。
ちなみに台の下にはコンロがついていて表面があったかくなっています。
その熱で水分を取り除きます。




そして、仕上げに向けさらにもみあげていきます。
※笑顔ですが、疲労、体中が痛い状態です…



外もすっかり暗くなり8時を超えてやっと完成。
「達成感」がこみ上げてました。



今回の体験を通し、お茶ができるまでを五感で感じ取ることができました。
これは何にも代えがたい貴重な体験だと思います。

そしててもみ茶ができるまでには、これだけの手間そして、
人手がかかっていることを実感しました。

今回の経験を活かして、議員として掛川茶の発展に尽くしていきたいと思うとともに
これからも「やってみる」の精神で現場で実体験を通し学んでいきたいと思います。

※今回のつくったてもみ茶は4月22日の献上茶記念式典にて出席者に配られるとのことです。