2017年09月19日

敬老会

いつも、何会場も回らせて頂く為に、
写真をとる余裕があまりないのですが、
今回は良いカメラでお写真を撮って頂きました。
(やっぱりカメラは携帯撮影と違う感じがしますね。)







いつもの敬老会では「健康や福祉」の関係の
ご高齢の方々に直接関係が深いお話しをさせて頂いてますが、
今回私が委員長を仰せつかっている「公共施設マネジメント」に関しての
お話しを少し迷ったのですが中心にさせて頂きました。

「敬老会に関係ないじゃないか!」と印象を与えるかもと
思っていたのですが、挨拶後に
「為になった。頑張ってね。」と温かいお声を頂きとても嬉しかったです。

私は常々思う事は難しい行政課題を対応していく際に必要な事は
「世代間理解」であるということです。

世代により重視する事柄、重視する程度は異なりますが、
しっかりと課題を共有し「世代を超えて」同じ目標に向かっていくこと
出来たのならば、大抵の課題は解決できていけると信じています。


先輩世代につくって頂いた施設やインフラが老朽化しているという点、
高齢社会による医療、福祉、介護など社会保障費の増大に対応する為に
公共施設マネジメントをおこなうという点もあるので高齢者に関係が薄いというわけではないのですが、


「様々な世代に公共施設マネジメントの課題を知って頂き、考えて頂きたい」
という思いで、敬老会で公共施設の老朽化対策、適正化に関しての
「公共施設マネジメント」に関してお話をさせて頂きました。

自分の活動を通し様々な方にお伝えをしていけたらと思います。

  


Posted by 山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川 at 13:49

2017年09月05日

公共施設からみた掛川市の未来

本年度から「公共施設マネジメント特別委員会」の委員長を務めさせて頂いています。
公共施設マネジメントとは、社会環境の変化や地域特性に応じた適切な公共サービスの提供と
安定した財政運営を両立させるために、保有する公共施設を総合的に把握し、財政運営と連動させながら管理・活用する手法を言います。

その中で、老朽化し莫大な維持管理費が今後かかるような施設、利用率の低く活用されていない施設、
類似した施設が近隣に点在しているような施設等、様々な課題や問題がある施設があります。

掛川市の算出では、今後50年間で、公共施設(インフラ含む)を現状のまま維持していくと
毎年100億円かかる。しかしながら予算は70億円程度しかかけることができず、30億円が不足するという数字がでています。

そして公共施設の維持管理費だけではなく社会保障費は図のように伸び続けます。





団塊の世代が後期高齢者になる時に「社会で支えていけるのか…」と不安な気持ちなります。
「医療・福祉」つまり命にかかわることは今後も何としてでも守らなければなりません。
となると、「公共施設マネジメント」等で、できるうちにできるだけ行政の「固定費」を削減しておかなければなりません。

公共施設マネジメントはただ「公共施設を減らしましょう!」という話ではなく
「今後予想される厳しい社会に対しての準備」であるととらえて頂きたいと考えています。

私たち政治や行政の役目として「市民の生命と財産を守る」ことを一番に考えています。
その気持ちは公共施設マネジメントでもかわりません。その建物がどうこう言うのがゴールではなく、
その先の未来を創る為に「やらなければならないことはやる」というスタンスで委員会運営を行っていきます。

ちなみに4月の選挙広報は公共施設マネジメントのこと中心に書きました。
今考えるとまさか、その特別委員会が立ち上がり委員長を仰せつかるとは思ってもいませんでした。

選挙公報↓




熱い思いを持った委員会メンバー、担当局にも恵まれ、委員会では活発な議論がなされています。
このメンバーで大きな社会課題に取り組むことができとても光栄です。
今後は、委員会だけではなく、11月から開催される「議会報告会」で市民の皆様にもこの「公共施設マネジメント」
に関してはご意見を伺いたと思っています。












  


Posted by 山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川 at 08:52