2023年10月30日

【要望•陳情活動の季節】

9月10月は様々な機関に対しての要望•陳情活動が活発な時期です。

私も県庁には県道、県河川に関して。警察署には地域の交通安全対策に関して。国交省中部地方整備局にはバイパス4車線化に関して(今月2回目)。掛川市にはスポーツ環境の更なる整備に関してと議長として議員として立場はありますが様々関わらせて頂きました。

今後も市民の思いを実現するために汗をかかせて頂きます!


※要望•陳情活動とは
国、地方公共団体などの公共機関にその所管する事務について一定の措置を行うように要望を伝える行為のことです。









  


Posted by 山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川 at 09:00

2023年10月28日

【フリースクールのこと】


東近江市長のフリースクールに関しての発言が注目を集めています。「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない。」「不登校の責任の大半は親にある。」という発言。
私はフリースクールやオルタナティブスクールは社会に必要だというスタンスです。7月の議会でも「フリースクール等を利用する子どもたちに対する支援を国に求める意見書」の提出のお手伝いをさせて頂きました。
東近江市長の発言は実際よくある発言です。私は学校に通うことが難しい子どもたちの居場所としてフリースクール等の必要性をこれまで訴えてきましたがここまで露骨な言い方でないのですが「公教育の否定につながる」という趣旨のご意見はよくいただきました。
流石に東近江市長の発言は配慮に欠けているとは思います。傷つく方もいるので容認はしません。ただフリースクール等への心配の声は否定をしてはいけないと私は思っています。そのような認識が現状では多くあることを受け止める必要があります。実際学習指導要領を踏まえているかであったり教育環境としては十分ではないスクールがあることも事実です。とはいえ子どもたちのために殆どのスクールが公的財政支援もなくギリギリの経営をされています。善意や思いで運営されている方が多くいます。
私は疑問に思うことがあります。
なぜ公教育とフリースクールを共存させるという考え方をしないのかということです。
選択枠が二つありどちらかを選ぶと選ばれなかった方を否定することになるというトレードオフ的な考え方っていかがなものかと思う時が度々あります。
この件以外でもよくあります。どうしてもどちらかに選択しなればならない事案は確かにありますがそうでなければ「両方いいじゃん」でも私は良いと思います。玉虫色の決断とか決めきれないとか悪く言われることもあるでしょうが一人でも多くの人が幸せになればいいのであってそれが多様性を重視する社会下での結論の出し方の一つでもあります。そしてお互いが協力し混ざり合うことにより新しいさらに良いカタチが生まれることもあります。私はフリースクールの議論をする時に学校とフリースクールが協力をし合えば良いと常に言っています。
学校の先生は多忙です。子どもが学校に通うようになり先生方がどれだけ子どもたちの為に汗をかいてくださっているかを身に染みて感じています。よく言われる話ですが日本はOECD加盟国でも教育機関への公的支出割合は最下位です。その状況下でこれだけの教育がなされているのは先生方のご尽力の賜物でありますし言い換えれば過大な負担がかかっているとも言えます。(これはこれでまた別の問題ですが…)
私が言いたいことは公教育も素晴らしいしフリースクール等の学校以外の居場所も子どもたちのために必要であり、お互いに存在を否定し合うものでは決してないということです。
コロナ禍の影響もあり、ここ数年不登校の子どもたちの人数は急増しています。私が何より優先することは子どもたちにどのようなカタチであっても居場所があり社会との接点を持ち続けることができるか社会であることです。子どもたちのことを最優先に考えて色々な垣根を取っ払うべきと考えます。
朝方目が覚めてしまい最近考えていたことを徒然なるままに書いています…長文、駄文で申し訳ございません。
  


Posted by 山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川 at 07:39