2016年06月02日

時限爆弾

いきなり物騒なことを書いてしまいました。

この言葉は、東洋大学客員教授である南学(みなみまなぶ)教授が、
高度経済成長期に一気につくられた公共施設や公共インフラが
対応年数を一気にむかえる為に今後かかる「莫大な修繕費、解体費、改築費」
が、近い将来に必ず行財政を圧迫し、尚且つ、その老朽化した建物や
インフラの倒壊などによる直接的な被害を及ぼす可能性を示唆し、
「老朽化している公共施設やインフラ=時限爆弾」と表現をされました。

この課題に関しては、議員になった当初から興味というか危機感を感じ、
「この課題は将来的に必ず行政運営に大きな影響を与える」と思い
一般質問でも自分の会報誌、市政報告会でも度々取り上げていました。

そんな中でこの「公共施設マネジメント」に関して調べると必ずといっていいほど
この南学教授の論文や書物が真っ先に出てきます。
公共施設マネジメントの全国的な第一人者ということです。


その南教授がなんと、掛川市の行財政改革審議会の会長に就任をされました。
この事は、どの自治体もかなり苦戦をしている公共施設マネジメント計画の実施、
実行に関して大きな一歩だと思います。
講演も聞いてみたいと思っていたので尚更嬉しいです。

ちなみに、掛川市の行政改革の数値目標(4年計画)は来年度までに、
17.3億円(現在9.1億円 達成率53%)です。

次世代に負担を残さないことが行政や政治の大きな役割りです。
市民との対話の中で、公共施設、インフラの今後の在り方を探り、
確かな未来を築いていきたいです。


時限爆弾









Posted by 山本ゆうぞう 掛川市 山本裕三 掛川 at 17:19

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時限爆弾